■地域住民参加型の手作りのテーマパーク
概要をわかりやすく言えば、地域住民参加型の「ローカル線のディズニーランド!?」みたいな王国を地域住民と共につくりあげ、地域資源を存分に活用したビジネスを展開するという構想です。ハコモノではなくありのままな魅力ある地域資源を自然に活かしたテーマパークです。
■JR只見線ブライダルトレイン企画で実証
2018年4月30日。ブライダルトレイン企画を実施したJR只見線沿線をTDLに例えるならば、「只見線乗車」=「ウエスタンリバー鉄道」。ツアーで巡る観光スポット=「アトラクション」、「道の駅でのお買いもの」=「ワールドバザール」である。ミッキーマウスは主役である新郎新婦。その他のキャラクターは車内方言ガイドであり、各駅で出迎える町の「ゆるキャラ」たちです。「ゲスト」であるツアー客を「キャスト」である町長、地元の皆様が各駅のホームで満面な笑顔で手を振ります。田植えをしていた農家のおばあちゃんや只見川に浮かぶ船頭さんたちが「結婚おめでとう!」の横断幕」を掲げ、手をふる姿に参加者全員が胸や目頭を熱くし、サプライズが起きるたびに車内が大騒ぎになりました。終点の会津若松駅で披露された「鶴ヶ城太鼓」の音が今でも心に響き、その感動が忘れられません。
【舞 台】「只見線復幸ランド」
【ストーリー】「小出『こい(恋)で』~会津若松『あい(愛)づ』をご縁で結ぼう!」~♪
【パスポート】公式アプリや公式ガイドブック
【出 会 い】ゲスト=お客様 キャスト=地元住民、商店街や飲食店店主おもてなし
【イベント】食、文化、歴史、人物地域の観光体験プログラム、コンテンツ
【鉄道・バス】「動く舞台装置」人と思いをつなぐ
【ホテル・旅館】王国内のオフィシャルホテル
【食堂・レストラン・道の駅】ワールドバザール
【観光スポット】アトラクション、アドベンチャーランド
■地域経済にも貢献
「なんと!お楽しみ100ポイント!」付=ブライダルトレインに乗車しつつ駅や観光スポットでお土産や食べ比べのおもてなしを「只見線ランド」で楽しむ企画。「野菜の詰め放題」「お米すくい」「ご当地グルメ15大食べ比べクーポン」「奥会津20品目食材只見線応援弁当」「お土産どっさりの福袋」など盛りだくさんな食材は、地産地消にこだわり、地元JA、農家、商店、菓子屋から直接仕入れることによって地元にお金が落ちる仕組みを実現。また。「道の駅お買いもの券」をツアー参加者全員に配布し売上げアップに貢献した。
「地元住民、民間企業、行政」が三位一体で知恵を出し合い、弊社日本観光鉄道 ローカル鉄道プロデューサー、旅行エージェント、地域の関係者と三位一体となって地元にお金が落ちるしくみをパッケージ化させた「地元住民参加型地方創生企画」である。